原因不明の体調不良には、まずはセルフメンテナンスをお勧めします。腰痛やEDは精神的ストレスが関係している可能性も高く、身体のバランスが失調している可能性が多くあります。特定の病を疾病と言いますが、病名が明確になる前の体調不良を未病と言います。 ちょっとした体調不良で病院に行く方も少なくありませんが、あのビジネスモデルを考えれば、原因がよくわからなくても、何かしらの病名をつけて通院させるように彼らは仕向けます。まずは、自分でできることをやりましょう。これだけで変わる可能性だってあります。
健康法その1
睡眠。 睡眠不足は、高血圧や糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病の原因になります。日本の平均睡眠時間は世界一短いのをご存じですか?総務省の調査によると、日本人の全年齢の平均睡眠時間は女性が7時間36分、男性が7時間49分。しかも働き盛りにさしかかった35~39歳では、女性が7時間22分、男性が7時間24分と短くなってきます。なかでも最も睡眠時間が短いのが男女とも45~49歳。この年齢層では女性が6時間48分、男性が7時間18分と、かなり睡眠時間が短いことがわかります。
健康法その2
過食を応援するカロリー理論などのペテンの近代栄養学を完全無視して、基本的にいつも小食、1日1食、たまに万病を直す断食。ヨガの教えでも、「腹8分で医者いらず、腹6分で老いを忘れる、腹4分で神に近づく」とあります。
健康法その3
欧米型の食生活を止めて、菜食主義でがん予防。1958年アメリカの前立腺がんは日本の400倍。1970年アメリカ女性の乳がん患者はケニアの82倍でした。当時の日本やケニアには欧米食がなかったこと。どう考えてもこのあたりが原因ですね。
健康法その4
長息長命。ヨガの教えですが、瞑想じゃなくてもたまには深い呼吸をしましょう。毛細血管が開いて血流が促進され、免疫力がアップします。
健康法その5
たまに筋トレ。筋肉からは、若返りホルモン「マイオカイン」が分泌されます。汗かくのが気持ち悪いと感じる方はお風呂中にどうぞ。
健康法その6
笑って健康。笑わない人の死亡率は、笑わない人の2倍。笑うとがんと闘うナチュラルキラー細胞が6倍も増えます。
健康法その7
緑茶。抗がん作用の強い緑茶飲むと胃がんは全国平均の2割にまで下がります。喫煙率の高かった日本で肺がんが少なかった理由のひとつがこれでしょう。
健康法その8
海藻。100年前に猛毒を振るったスペイン風邪の流行時、日本人の死者は極めて少数だったのは、海藻をよく食べていたと考えられます。海藻は抗がん作用もあります。
健康法その9
牛乳は少なめに。人間には濃すぎるカルシウムは吸収されません。余計に骨をもろくし骨折の機会を増やします。これに含まれる「ガラクトース」という成分は、日本人には分解できず白内障のリスクを増やします。
健康法その10
入浴。シャワーを止めて入浴にする。温熱効果、リラックス効果は免疫力を高めます。タモリさんみたいにお風呂でカラダ洗わなくていいのですよ。浸かってぽーっとすることのほうが大事。
健康法その11
日光浴。日光はビタミンDを生成を促し骨を丈夫にしてくれます。日本人は欧米人に比べ、皮膚がんになる人の割合が低く、がん全体の約2%です。 皮膚がんで亡くなる人も、人口10万人あたり男性1.3人、女性1.2人ですよ。気にしてる人いますけど、どうなの?
健康法その12
マッサージ。リンパの働きや血液の循環を上げて健康になる定番はやはりこれ。自然治癒力を向上させて人生を楽しみましょう。マッサージはデトックスです。老廃物を排泄することってすごく大事なこと。お金ケチって病気になっても、病院やロックフェラー財団に益々貢献するだけです。お金はお墓に持っていけません。
私は決して病院を否定しているわけではありません。けがや事故など、緊急性のある場合に伝統医学では太刀打ちできないからです。病院は私自身も交通事故やケガでお世話になっている必要な施設です。しかし、そういった緊急性のある場合を除いて、病院の存在は、ほとんど患者の害にしかなりません。そして、もちろん、病院で出される薬も毒です。その証拠に、病院の先生も薬を処方する際に「病状が落ち着いたら飲むのを止めてください」と言うはずです。それは基本的に薬が毒であるということを医師が自覚しているからにほかなりません。ですから、当然、風邪をひいた時だって風邪薬なんか飲まないほうがいいのです。私は市販の感冒薬「パブ〇ン」をダブルトリプルで予防薬のように常用していたことで肝臓を悪くしました。半紙を戻しますが、風邪薬には、熱を下げたり咳や痰を抑えたりする効果があります。しかし、風邪の時、私たちに熱が出るのは、免疫細胞が活性化してウイルスと戦っている証拠なのです。つまり、咳や痰は免疫細胞がウイルスと戦って出た異物を身体の外に出そうとする仕組みのはず。そうやって免疫細胞が頑張っているのに、無理やり薬で熱を下げてしまうと、免疫機能が活性化されずウイルスへの抵抗力が落ちてしまうことになります。そのために逆に風が長引くことだってあります。薬は症状を単に抑えているだけで、その間に身体が回復していることを、あたかも薬を飲んで病気が治ったかのように錯覚してしまうものなのです。「薬を飲んだら楽になるんだからいいじゃないか!」という人もいると思いますが、薬には副作用というものがあります。副作用について知ったうえで服用するならまだマシですが、何も考えずに。薬が病気を治してくれると盲信して薬を飲むことは大変危険なことです。例えば、抗生物質。抗生物質は腸内細菌を殺してしまうため、非常に身体に悪いとされています。抗生物質の悪影響に関する研究はとても多くあります。例えば、2008年の実験では、たった1回の使用でも腸内細菌の3分の1が死に、そのダメージはその後半年経過しても回復しなかったことがわかりました。抗生物質でお腹を壊す人は多いのですが、これも腸内環境の悪化が原因のひとつだと考えられています。最近では腸内細菌が大事だと頻繁に言われるようになりましたが、この腸内細菌に大きなダメージを与えてしまう抗生物質というのは、今一度見直す必要があるものなのです。
イスラエルで起こった医師たちによるストライキではおおきな波紋を投げかけました。これは長時間労働を強いられたブラックな職場環境の改善を求めて起こったストライキなのですが、ストライキ中に診察された患者数は通常の10分の1になったにも関わらず、死亡率が下がったというのです。通常なら医師がいなければ死亡率が上がってしまうと考えるのが普通なのですが、実際はこれとは逆の結果になってしまったというのです。つまりこれは、「ほとんどの医療は必要なかった」とも受け取れる内容です。ストライキが終わったら死亡率も元に戻ってしまったという話です。
現代医学の実態。「アメリカ医学ジャーナル」に報告された調査結果の内容です。病院を受診して治療を受けた14種類の一般的な病気や症状について、その74%は原因がわからなかったとされています。さらに心理的要因が10%とされていますが、これは診察した医師個人の主観によるものにすぎず、これほどいい加減なものはありません。つまり、これらを合計した85%については、病気になった原因もさっぱりわからないまま、ただ対処療法を施されていただけということになります。その対処療法とやらが安全であったかどうかさえも、まったく担保されていません。因果関係の照明もできていないさまざまな症状に病名をつけて治療しているだけというのが現代医療の実態です。その場しのぎの対処療法が現代医療の主流の考え方です。現代の医療とはそういうものです。そして、これは病院、医師だけでなく、薬についても同じことです。根本的に治すことを目的として作られた薬はいったいどれくらいあるのでしょう?・・・・答えはほとんど0です。「副作用はつきものだ」という言われ方をされていますが、これは副作用なのではなくて、「もともとそうなる物質」だという意見もあります。そのような危険な代物を、医師に勧められるまま疑いもせずに服用することを、あなたはどう思いますか?・・・病院は病気を治すところではありません。
ですが・・・いわゆる世間一般のリラクゼーションマッサージはどうかというと、それは決して代替医療や予防医学といった観点からみれば、あまりにも稚拙なスキルであるようにも思います。つまり、病院と世間一般のマッサージサロンもどちらも自然治癒力を向上させて健康寿命を延ばすための存在ではないということです。ベッドに縛り付けられて無理やり寿命を延ばされても意味がありません。健康寿命を延ばすには、数千年の歴史に裏付けされた伝統医学施術法が有効であると私は考えています。
参考文献:「医者が教える危険な医療~新・医学不要論 」内海聡 (著), 高条晃 (著)
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