ジャップカサイは、数ある伝統医学施術法の中で唯一勃起不全に有効な施術法なのかもしれません。私たちの研究においてはその日のうちに久しぶりにエレクト状態になったケースや何度もできたというケース。翌朝に強くしっかりしたテントが張れたというケースがほとんどです。バイ〇グラが要らなくなったという声も届いています。数年ぶりに反応したというケースもありました。これは説明ができないのですが、視力が回復したというレビューもありました。西洋医学的な治療とも並行して行うことができる副作用のない施術法は受けてみる価値がありそうです。勃起不全の状態をそのまま放置すればするほど、その回復は期待できなくなるものです。自律神経が不要なものとして認識してしまい、それがあなたの身体にとってフツウの状態にならないうちに何らかのトライはしておくべきでしょう。全身への施術を行ってから局所の施術を行うことが大切です。局所だけ行っても効果は期待薄と心得てください。
ED(勃起不全)とは、「勃起機能の低下」を意味する英語Erectile Dysfunctionの略です。専門的には「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」とされています。つまり、勃起が起こらないケースはもちろんのこと、硬さが不十分、勃起状態が維持できないなど、満足な性交が行えるだけの勃起が得られない状態は、いずれもED(勃起不全)となります。
正常な場合には、性的刺激が脳からの信号により、神経を介して陰茎に伝わると、陰茎海綿体の動脈が大きく拡がり血液が流れ込みます。
しかし、血管自体に動脈硬化などの障害がある場合には、陰茎海綿体の動脈が拡がらないため、十分な量の血液が流れ込まず、勃起が起こらない、満足な勃起が得られないという症状が現れます。
「たまに勃起しないことがある」、「勃起できるか不安になる」などご本人が勃起に満足を感じられない場合もED(勃起不全)であり、十分に治療対象となります。性欲はあるのに興奮しても勃起しない。勃起しても十分に硬くならない。いつもダメなわけじゃない。挿入しても柔らかくなって抜けてしまう。勃起しても長続きしない。これらはすべてEDです。
近年の日本国内における調査によると、中等度ED「たまに勃起、性交中勃起は維持できる」と、重度ED「勃起せずに性交不可能」の日本人男性(成人)は、約1130万人でした。年代別に見ると、なんと日本人男性の40歳代の5人に1人、50歳代の2.5人に1人、60歳代の1.7人に1人が中等症以上のED(勃起不全)ということになります。軽度のEDを含めると1800万人といわれ、3人に1人がEDという割合になり、 特に高齢になるほど増加し60歳以上では2人に1人がEDといわれています。
本来、正常な勃起のためにはペニスの中の海綿体という血管の塊に血液が十分に充満し、維持できることが必要です。 しかし、さまざまな要因によって、常な勃起をする事が出なきなってしまう事を「ED(勃起不全、勃起障害)」といいます。 以前は、「インポテンツ」や「インポ」などと呼ばれていましたが、差別的意味合いがあり現在では使用されません。
EDは、血管や神経の障害による器質的EDと精神的ストレスなどによる機能的ED(心因性ED)に大きく分類されます。 血管の障害原因として加齢、高血圧、喫煙、糖尿病、脂質異常などがあげられます。 神経の障害原因としては糖尿病、骨盤内手術などです。 機能的(心因性)の原因としてはうつ病などの精神疾患があげられます。
病院では、ED治療薬が誕生するまではEDの治療はとても困難でした。病院で処方される内服薬で有効なものはほとんどなく、治療自体は、海綿体注射、陰圧式勃起補助具、陰茎プロステーシス挿入術など、限られた医療機関でしか行えないものでした。 しかし、ED治療薬バイアグラの誕生を期に、ED治療が簡便になり、 現在は、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどの薬が用いられています。 個人差はありますが、その有効率は70から80%くらいです。 しかし、網膜色素変性症、重度の肝障害、低血圧症、硝酸剤内服中の方には処方できないなど、制限もあります。また、慢性腎不全の方や血液透析を受けている方では、ホルモンが変化したり、全身の動脈硬化や神経障害が次第に進行するためにEDが起こりやすくなります。心理的な影響でEDが起こったり、何かしらの病気の治療薬の一部にEDを引き起こす薬剤が含まれていることもあります。また、最近では、睾丸周りに残留農薬や添加物が付着することで、男性ホルモンが生成されなくなるという意見もあります。女性は生理があるので、デトックスしやすいが、男性の場合には射精ぐらいしかデトックスできないので、身体のなるべく外側に位置している睾丸周りに付着しやすいと考えられています。
遅かれ早かれ年をとると、やがてEDの症状がでてくることが多いものです。これは、年齢が上がるにつれて、血管や神経に様々な障害が起こるためですが、特に動脈硬化による血管障害はその原因のひとつです。加齢に伴うEDは避けられないものの、中高年になってからも勃起機能を維持するためには、普段からEDの原因となりうる病気の予防、生活習慣や嗜好性などに注意することが重要です。
最近は歳のせいだけではないことがわかっています。知らず知らずのうちにストレスをためていたり、不規則な食事を続けていたり、車での通勤による運動不足、連日のお酒の飲みすぎ、喫煙など毎日の生活パターンが原因となって起こることが多いものです。糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の方は、EDになるリスクはさらに高くなります。
東洋医学的なアプローチは、私たちが行っている方法です。ジャップカサイという施術も本来はタイ伝統医学における治療という位置づけでした。西洋医学が蔓延している現代では、それを治療としてうたうことはできませんが、臨床的な施術において多くの喜ばしい実績を上げていることも事実です。部分的に的を絞って行う西洋医学的治療とは異なり、身体全体のエネルギーを向上させ、自然治癒的に改善を図るためのものです。一度で結果が出るとも限りませんが、西洋医学的治療と併用したケースではかなりいい状態であると医師も診断したこともありました。また、身体全体にいい影響が出たケースもあります。視力が良くなったり、他に抱えていた慢性的な疾患も緩和したケースもありました。 |