▶ トップページ ▶ 無料で学べる伝統医学の知識 ▶ トピックス048【男性ホルモンは筋肉量も増やします。】
テストステロンと筋肉には大きな関係があります。ボディビルや昔のオリンピック、プロスポーツ界で「ドーピング」と言えば、それは「テストステロン」を指します。テストステロンは人間の身体の中で自然に分泌されるホルモンの一つで、健康な身体を維持するために重要な役割を果たしているものです。ですが、テストステロンは、20代にピークを迎え下り坂になります。テストステロンが年齢とともに低下すると、筋肉量と筋力も落ち、また肥満、糖尿病や循環器病の発症に繋がるという実験結果があります。中年の男性がジムに通って一生懸命に鍛えても、20代の身体をなかなか再現できない大きな要因は、テストステロン低下の可能性が大きいものです。最近ではストレスの影響で30代そこそこでもテストステロンが低下している人が多いとも言われています。一概に年齢では判断できないものです。健康な男性の血中テストステロン濃度は350から1000 ng/dLが正常といわれています。テストステロンの低下が激しいと、運動しても筋肉の増強ができません。テストステロンは筋肉を太くする様々な信号を発信しています。しかし、テストステロンが不足していると、どんなにトレーニングや運動をしても効果は期待できなくなります。筋肉が落ちた、筋肉がつきにくいなどと悩んでいる方は、まずは、テストステロンの低下を疑って何かしらの試みを図るのが賢い選択かもしれません。
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