【東洋医学における陰陽論】 | 無料で学べる伝統医学の知識 | TTMA LESSONS
TTMAレッスンズ・トップページ  
 
LANGUAGE 日本語(JAPANESE)/ 英語(ENGLISH)
トップページ無料で学べる伝統医学の知識 ▶ トピックス001【東洋医学における陰陽論
トップページ 利用案内 講座案内 講師紹介 資格取得 開業サポート 受講申込

 
TTMA(特定非営利活動法人 日本トラディショナルタイマッサージ協会)
 
 
 
 
 
◆東洋医学における陰陽論
 

東洋医学において特徴的な基本的な考え方に「陰陽五行説」があります。これは、「陰陽論」と「五行説」の二つの説から成り立っています。「陰陽論」では、自然界の全てのものを「陰」と「陽」の相反する二つの要素でとらえます。「太陽と月」、「昼と夜」、「動と静」など、相互に対立・依存しながら絶えず変化している関係のことです。「陰」と「陽」を示したシンボルマークが「陰陽太極図」です。「陰」と「陽」の要素はお互いの過不足を補いながら、最適なバランスを保っています。この二つのバランスは絶対的に定まったものではなく、その時々で流動的に変化します。特に体内の陰陽は常に自然の影響を受けて変化するため、体内外のコンディションを整え、バランスを保つことが大切です。

東洋医学では、人と宇宙(自然)を一つの統一されたものとみなしています。その統一された世界のなかに、「陰」と「陽」という2つの概念があります。それらは、対立したり、制約したりしながら共存していると考えています。つまり、人の健康も「陰」と「陽」のバランスであると考えます。人が健康な状態でいるときというのは、からだにおける陰と陽のバランスが上手く保たれています。しかし、陰陽のどちらかが強くなりすぎたり、逆に弱くなりすぎたりすると、陰陽のバランスが崩れて健康ではなくなっていきます。人には本来、陰と陽のバランスを自然に回復する機能や能力が備わっています。夏になれば、からだの内部の陽が強くなりますから、汗を出して陽を下げるようにします。冬には汗を出す器官の汗腺を閉じて陽が逃げないように、弱くならないように調節します。この働きは、自律神経の働きに見ることができます。「交感神経」と「副交感神経」とのバランスで生命維持をコントロールしている機能のことを自律神経と呼んでいます。活発に行動しているとき、「交感神経が優位」といいます。逆にゆったりくつろいで休息しているときを「副交感神経が優位」と表現します。人は、夢中で獲物を追いかけているときなど、交感神経が優位になっているときには、ちょっとした怪我にも気づかないくらいの状態になります。しかし、これだけでは身体は細菌にむしばまれてしまいます。そこで副交感神経が優位になるタイミングも必要になります。人はゆったり休んだ時に痛みを感じ、怪我していることに自分自身で気づいたりします。このようにして、人間の身体に備わっている自律神経の機能がバランスを保っています。

自律神経は、意識することなく勝手に「内臓」「免疫」「ホルモン」を調整してくれている機能のことです。自律神経の乱れは、不安や緊張感が高まり、吐き気や多汗、全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などの症状として現れます。これが慢性化すると、自律神経失調症となり、2次的3次的に臓器に影響を与えて、どんどん身体機能がおかしくなります。自律神経は休息をとらずにストレスにさらされることで症状が悪化する疾病です。日常を忘れさせてくれるような環境に身を置いてみるなどして、気分転換を図ることが大切です。焚き火をしてみたり、自然の風に吹かれてみたり、森の空気を吸ってみたり、自然環境に触れるなどの時間をとることが望ましいでしょう。

 

 

 
 
 
 
     
西洋医学と東洋医学 東洋医学における陰陽論 自然のエネルギー
     
人間も自然の一部 陰陽五行の5大要素 「気血水」でできている
     
見えないエネルギー 中医学に見る経絡 タイ医学のエネルギーライン
     
ヨーガ経典に見るチャクラ アーユルヴェーダに見るドーシャ 足裏の反射区
     
腹部の反射区 人体惑星試論(七星論) 森林浴+伝統医学
     
自然療法がカラダを変える 伝統医学を代替療法として 自然治癒力をアップ!
     
グラウンディングのすすめ 体調改善はほぐしでは不十分 エネルギーを通すこと
     
痛い施術と痛くない施術 コリをとるだけの繰り返し? 圧迫の意味を知る
     
骨・筋肉・リンパの痛み 邪気をもらうってこと サウンドセラピー
     
揉み返しって何ですか? 温めることと冷やすこと マッサージで分泌されるホルモン
     
上手なマッサージとは マッサージを受けすぎると 関節痛とストレッチング
     
浅い筋肉と深い筋肉 脂肪太りと水太り 皮膚への刺激
     
日光浴でビタミンDを補う 交感神経と副交感神経 タイ伝統医学奥義
     
ジャップカサイをご存じ? カルサイネイザン・ジャップカサイ 幸せをもたらすジャップカサイ
     
あなたのカラダは大丈夫? 体調診断ヘルスチェック 東洋医学的問診
     
ストレスがたまる管理職が危険 ポイントは男性ホルモン もてたいならジャップカサイ
     
筋肉量も増やせます。 副作用はありません。 東洋医学的見地から検証
     
経絡治療のジャップカサイ 東洋医学によるED治療法 睾丸まわり・泌尿器系の疾患
     
慢性的腰痛にジャップカサイ 勃起不全にジャップカサイ 女性にはヨクトーン
     
夫婦の妊活にも有効 若年性更年期障害にも タイ古式療法の効果がすごい
     
セルフメンテナンスの方法 今一番稼げる資格ジャップカサイ ジャップカサイのやり方
     
需要はずーっと続きます。 市場規模が拡大中 料金高め=希少価値
     
社会貢献型ビジネス 人を救って収益を上げる もしもの怪我や事故
     
業界団体がジャップカサイを推進 業界団体はフリーランスの味方 TTMA公認資格の意味
     
資格取得の証はTTMA認定証 もぐり営業は危険がいっぱい 無資格の違法行為は論外です。
     
 
水面下にはもっと需要あり 生殖機能障害は現代社会で拡大中  
     
     
 
 
 
 
 
TTMA(特定非営利活動法人 日本とラディショナルタイマッサージ協会)
TTMA LESSONS
〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺3-13-25
TTMAレッスンズ:info@ttma.or.jp
Copyright(C) 特定非営利活動法人TTMA 2018-