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◆東洋医学によるED治療法はこうです。
 

EDの対処法について東洋医学的に説明していきます。プロセラピストの方の施術法、治療法について説明をします。ちょっと難しくなってきますので、専門知識がないと何が何だかわからなくて当然です。ここの章はプロセラピストの方だけお読みください。

腎の機能は、生きるために必要なエネルギーや栄養の基本物質である精を貯蔵し、人の成長・発育・生殖、並びに水液や骨をつかさどるエネルギーです。生殖機能も司ります。東洋医学では、EDの場合、まず「腎虚を疑え!」というのが鉄則です。「腎虚」とは、腎のエネルギーが足りていないという意味です。EDの原因の多くは腎の不調に原因があると考えられています。

まずは、「腎陽虚」証です。腎の陽気が不足している体質のことです。陽気とは気のことで、人体の構成成分を陰陽に分けて考える場合、陰液と対比させて陽気と呼びます。生活の不摂生、過労、慢性疾患による体力低下、加齢などにより人体の機能が衰えて冷えが生じるとこの証になります。腎陽が虚弱になると、性機能や内分泌機能が衰え、性欲が減退し、EDになります。

「腎陰虚」証もあります。腎の陰液が不足している体質が腎陰虚のことです。陰液とは、人体の構成成分のうち、血・津液・精を指します。
過労、不規則な生活、大病や慢性的な体調不良、性生活の不摂生、加齢などにより精が減り、EDになります。陰液の不足により相対的に陽気が亢進するため、性欲はあるが持続しないようなタイプのEDです。

しかし、EDは、腎の不調だけでは説明できません。他の原因も考えられます。精神情緒と関係が深い肝、意識と関係が深い心、エネルギーと関係が深い脾の不調によってEDとなる場合も多くみられます。

肝の不調の場合も原因になります。肝の機能が、強いストレスや緊張、激しい感情の起伏などの影響で失調すると、肝気の流れが鬱滞して熱を帯び、この証になります。肝は、身体の諸機能を調節する臓腑です。自律神経系や情緒の安定、気血の流れと深い関係があります。いらいら、怒りっぽい、不眠、のぼせ、ほてり、顔面紅潮などの症候がみられます。そして肝気の流れの悪化の影響が神経系にまで及ぶと、EDが生じます。肝のエネルギーを調整してあげる必要があります。肝のエネルギーラインをアプローチして、肝胆に値する「木」のポイントを腹部でも調整してください。セラピストは、「気滞」の症状に即した呼吸を心がけて施術を行ってください。

「心血虚」の場合もあります。。人間の意識や思惟など、高次の精神活動をつかさどる心の機能を養う心血が不足している体質です。過度の心労や、思い悩み過ぎ、過労が続くことにより心に負担が掛かり、心血が消耗してこの証になります。心血の不足により神志が不安定になり、抑うつ状態となってEDになります。心血を潤し、抑うつ状態を改善することで、EDを治療していきます。心のエネルギーを調整してあげるために経絡エネルギーラインを通して、心と小腸に値する「火」のポイントを腹部でも調整してください。セラピストは「気虚」の症状に即した呼吸を心がけてください。

「脾気虚」証の場合もあります。消化吸収や代謝をつかさどる脾の機能が弱く、「気」が不足している体質です。過労、生活の不摂生、慢性疾患などにより気を消耗すると、この証になります。気の不足により、やる気が起こらず、EDになります。脾のエネルギーを調整してあげる必要があります。脾のエネルギーラインにアプローチして、脾胃に値する「土」のポイントを腹部でも調整してください。セラピストは「気虚」の症状に即した呼吸を心がけてください。

「於血」証が原因になっている場合もあります。於血は、血流が鬱滞しやすい体質です。精神的ストレスや、冷え、体内の過剰な水分、生理機能の低下などにより、この証になります。疾患が慢性化して長引いて血流が悪くなり、この証になる場合もあります。血管に動脈硬化があると陰茎の動脈が広がらないために十分な血流が流れ込まず、満足な勃起が得られません。糖尿病や高血圧、脂質異常症の場合も同様の現象が生じ、EDになります。血行を促進することが大切です。

心因性のEDは、トラウマを解消するなど、心の開放が必要になりますが、心と身体は密接な関係にあるので、カウンセラーでないセラピストさんの場合には、身体へアプローチを続けて、クライアント自身が心を開放しやすい状態にできる限り近づけていくことが必要です。

 

 
 
 
 
 
 
     
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