【タイ古式民間療法講座】は、未経験者を対象にした出張レッスン講座です。すでに、タイ古式マッサージのセラピストとして活動している方にもお勧めできる講座内容になっています。タイ伝統医学の施術法は、一般的に知られている「タイ古式マッサージ」だけではありません。ハーブボールを使う施術法があったり、木槌でたたくハンマー療法があったり、切り出した竹を使う施術法があったりします。よりスピリチュアルなエッセンスが根付いており、塩を使って浄化したり、雷が落ちた木にこだわっていたりします。タイ古式民間療法には、自然のエッセンスを取り入れた自然療法が多く存在しています。人の手のぬくもりを伝えるタイ古式マッサージと、自然エネルギーを循環させる自然療法は、本来クライアントの状態に応じてチョイスされるべきものです。多彩なタイに伝わる民間療法を学ぶことで、施術の幅がぐんと広がります。他のサロンでやっていない希少な施術をマスターすることで、他店との差別化を図ることもできるようになります。
タイでマッサージを仕事にしている人は、「コンヌアット」と「モーヌアット」の2つに分類されます。「コンヌアット」は、日本語で「マッサージする人」という意味で、いわゆるリラクゼーションとして施術を行うセラピストのことを示します。「モーヌアット」は、「マッサージを通して体調を改善する医者」という意味です。「モーヌアット」は、たくさんの民間療法を熟知しており、状況に応じて治療を目的とした施術を提供してくれる治療家です。
タイ古式民間療法は、まだまだ日本ではあまり知られていないものが多いですが、一度受けると病みつきになるようなものも多くあります。その中でも、比較的簡単に習得でき、広く人気が出そうなものをまとめて講座にしています。日本に「コンヌアット」は増え続けていますが、「モーヌアット」はほどんどいません。希少だからこそ、もっと多くのセラピストの方々に取り入れてほしいと願っています。